『ゲーム的リアリズムの誕生〜動物化するポストモダン2〜』

最近これを読んでなんだかやっと『九十九十九』の構造が明快になった。
動物化するポストモダン』が懐かしくてつい購入。
美少女ゲーム(いわゆるギャルゲー)ってやらないので
こんなに面白いメタ構造を内包してることが意外だった。
さくさく読めるけど新書のくせにけっこう分厚い。
舞城王太郎、本当に九十九十九しか読んだことないのだけど
ほかはどうなんだろ。
デビュー作(『煙か土か食い物』)も評判いいよね。


『イナイイナイ』を買うべきかどうか・・・。

腕時計こだわりたいな。

腕時計が欲しいです。
一番欲しいのはジャガー・ルクルト。
でもその10分の1くらいの値段のもそれはそれで欲しい。
先日パネライについて先輩にプチレクチャーしてもらう。
そんなすごいメーカーだとは知らなかったし、
パネライの話題を馬場でするとは思わなかったよ。

分類不可

実は昨日夜中に電車を乗り越した。
数年ぶり。起きたら相模大野だったです。
戻れたけどね。


ゆえに土曜も月曜も完全に寝不足なのでベッドが恋しい感じ。


休みの日はつい遊びすぎる傾向(今に始まったことじゃない)。


男の人ってどちらかといえば極端じゃない?
という話になり、コンセンサスを得る。
何かにすっごいのめり込んでたりとか
一点豪華主義だったりとか。


ワイン教室に行きたい。
でも高い。

周囲ぷち異動

明日部内でプチ異動があって、
私の向かいのデスクの人が変わります。
統括でこの時期異動はたぶん珍しいんじゃないかな。
なので今日はちょこっと贅沢ランチ。
鎌倉生パスタでいろいろついてるセットを食べた。
パスタにパンがつくというのがまずあり得ない。
食べきれず・・・。
パスタは、最初柔らかいと思ったけど
なかなか独特の食感で次第に慣れる。
私は高菜とササミのピリ辛にしました。


早速明日売場から異動者がやってくるのだけど、
水曜日なのでなんだかものすごく人がいない。
どうしたら誰もいない状態を避けられるか考えねば。
珍しく副部長(通称「鉄人K田」)もお休みです。
鉄人はあまり休まない。だから鉄人。見た目も。
そして一緒にラ・パウザに行くとピザがついてくる(笑)


以下散漫なので箇条書き気味。


一部ではメタボマネとして有名な
うちのマネージャの体重は78キロと判明。

東京ー昭和の記憶ー

http://www.dagashi.org/tokyo/index.html
「昭和」といっても流行りの30年代ではありません。
1980年代の東京の姿と現在の同じ場所の写真を対比できるサイト。
私は当時目黒に住んで目白に通っていたので
恵比寿だの甲州街道だのというところは生活圏すぐ近くだったはず。
とはいえ、幼稚園か小学校低学年のときのことなので
細かいことは覚えていません。
そんなあやふやな記憶をがんばって引っ張り出してみたら
少し思い出してきた。


・建物が低層だった。
→10階以上のビルって高層だった。
 当時住んでいたマンションが15階以上あって、
 視界を邪魔するものはほとんどなかったな。
 うちの窓からの方向だと浜松町の世界貿易センタービルくらい。
・恵比寿のビール工場
→再開発事業に伴って、営業していたビール工場が閉鎖に。
 一般の人向け見学会が行われて、行きました。
 なんだか汚い建物だし、ビールくさかったー。
 今のガーデンプレイス
・都バス
→現役の緑と白のカラーがもちろん多かったのだけど、
 ほんのときどき「黄色と赤」という派手な色あわせのバスが来た。
 当時既に古かったんだと思うけど、
 それが来るとなんとなく当たったような外れたような気分になったなぁ。
・新宿
→サイトの写真にある南口〜東口はまったく記憶なし。
 新宿と言えば西口。このあたりはあまり変わらないけど、
 都庁もパークハイアットもまだなかった。
 中央公園は今よりずっと安全で、日曜日はわいわい遊んだりしてました。


確かに20年も前のことで変わるのは当たり前だし、悪いこととは思わない。
ショックなのは、こういう風景を覚えてることですよ。
もはや若くないんだ・・・。
いや、若いかもしれないけどコドモじゃないのね(当たり前)。


この前庭園美術館に行こうと目黒で電車を降りて振り返ると
少し前に営業を終了したすごーく汚い都バスの営業所が見えた。
あー、そういえばこれあったなー。当時から異彩を放つくらい古かったなー。
ということを思い出した。
同窓の方々だけにわかりやすくて申し訳ない表現だけど、
大学の7号館的建築。あれのとっても小さいの、という感じ。
20数年前でさえそうだったのに、
今は隣に目黒線の大きな駅が並び、向かいにはアトレ。
最近まで使ってたというのが不思議なくらい。


不思議なことに、新しいものが建つと以前そこに何があったかって
思い出せないことが多い。
都市ってそうやってどんどん変化していくのが
なんだか生き物っぽくて、無機なのに有機的で
面白いなぁ、と思う。

ラ・フォル・ジュルネ

3年連続通ってます。
朝9時半から夜23時まで国際フォーラム近辺にいました。
途中、時間があったので話題の新丸ビルも見に行ったよ。
すっごい混雑。ファッション欲むくむく。


【聴いたプログラム&一言感想】
サン・サーンス チェロ協奏曲
ビゼー 「子供の遊び」


表記はこうですが、実際のプログラムは逆順。
ソリストのチェロはガット弦。
響きの良くない会場だけど、一体感はある。
若手のオケで、躍動感がある。


シベリウス トゥオネラの白鳥、ヴァイオリン協奏曲


シベリウスは結局フィンランディアで十分でしょ。
前者は緊張感あるいい曲だけど、静かすぎる(眠くなる)。
Vnも、すごーく難しそうで緩急のついた曲だけど、
やっぱり眠くなる。なぜ?
なんとなく演奏が古くさい音色。それも謎。
結論としては、好きじゃないプログラム。


トゥリーナ 交響的狂詩曲
ファリャ 恋は魔術師


前者は迫力のある曲だけど、ピアノがミスタッチ連発。
とりあえずCDとかでちゃんと聴きたい。
後者は、有名曲だけどストーリー知らなかった。
フラメンコ歌手によるセリフと歌付き。
その歌が上手なのかそうでもないのか判断できないけど、
渋い歌声でかっこよかった。特に最後周辺。
セリフの対訳がなくて意味不明(歌はある)。


フォーレ レクイエム


コルボは神。
ヴァイオリンはPie Jesu時ソロ用の1本のみで、
主とした楽器はビオラ、チェロ、オルガン。
その他ホルン、トロンボーン、ハープ、ティンパニの小編成。
合唱、最初子音がばらばらするのがちょっと気になった。
でもそのうち小編成オケと良いバランスでとけ込んできた。
ソリスト、特にソプラノ素晴らしい。透明感。
曲が進むにつれ、感動が大きくなっていく。
音楽からいろいろなことを考えたり、情景が浮かんだり。
今まで聴いたフォーレクの中で最高。