3日目

国境越えてマレーシアのジョホールバルに行ってきました。
1時間もかからないくらい。
ただ、国境を越えるのでそれなりの検査が必要で、思ったより面倒くさい。


シンガポールはどこもとても綺麗で、走っている車も綺麗で、外国感がなかったけれど、
ほんの1時間なのにマレーシアは「東南アジア」でした。
最近は開発が進んで高層ビルや綺麗な建築物が多く出来てきているけれど、
住宅の屋根の主な建材は未だにトタンだったり、
路面が細い道は舗装していなかったり、
あちらこちらに途上国らしさを感じる。


ここでは最初にイスラム寺院(の外観)を見る。
モスクなんだけど、見た目はコロニアル。
ここの建材は世界各地から良いものを集めているということで、
回廊の瓦は愛知県産だそうです。
その次の王宮博物館も大迫力。
ジョホール州の初代と2代目サルタンのおうちだった宮殿に、
彼らのコレクション(初代は家具や食器、調度品、2代目は動物の剥製メイン)を展示。
この宮殿、今もたまに公式行事で使うとのこと。


その他錫やバティックも見に行ったけど、
おみやげ物レベルでまったく興味なし。
もっと良いものいろいろ作ってると思うんだけど。
バティックは高島屋の「ビン・ハウス」の方が数段良かった。
錫は、作るところを見られたのは面白かったけれど、商品はどうでもいいです。
とても安いならひとつくらい買ってもいいけれど、まったく安くないし。
日本の錫でもっと安くてもっと素敵なもの、あるなぁ。
マレー料理食べて、午後再び国境越えてシンガポールへ帰る。


午後はアロマエステ!
ボディ・フェイシャル・フットの3点セット。
とても上手な人に当たったようで、気持ちよかった〜。


そして買い物タイム。というかおみやげ買わなきゃ!
私は旅先で物欲ってほとんどないし、
お土産も最低限おいしいお菓子くらいで十分だと思ってしまう人なので
むしろお土産コースの一環であるラッフルズのショップに行く行為の方が重要。
ラッフルズホテル浅田次郎の『シェエラザード』に出てきたのよね。
ぜひ見ておきたい。そしてホテルショップってなかなか好き。
建築も雰囲気も最高で、
「次はここに泊まろう」(セレブ化しましょう、とほぼ同義)と盛り上がる。
ホテルショップはなんだか軽井沢の匂い。どうして?
ここで「カヤチョコ」発見したので買いました。


最後のオススメ、「スープレストランでジンジャーチキンのセットを食べろ」との仰せに従い、
ラッフルズすぐ裏の当該店へ。
セット、とはどうやら2人用(10人用くらいまで各種ある)コースのことですね。
5品+デザートで2人でこの値段はお得。
オススメのジンジャーチキンは確かに美味しい。
たぶん朝鮮人参メインのスープも薬膳な感じでさっぱりいただける。


おなかいっぱいになって、スタバでコーヒー買ってお部屋に戻る。
スタバ(ドリンク)はメニュー値段ともに日本と同じでした。
抹茶クリームフラペはシンガポールにもあるのね。
コーヒー飲みながら荷物整理。
たったひと瓶買ったカヤジャムが重い。
4つくらい買ってた友人のバッグはさぞかし重いのでは。