辛口商業施設感想&夢

昨日、昼頃病院に行く用事があったため横浜へ。
休みの日に横浜に来ることもないので
せっかくだから出来たてのベイクォーターに行く。
かもめ橋コースはそごうの特選フロアから。
普段ならほぼ無人のはずのこのフロアが人でいっぱい!!
その違和感にまず驚きです。
この橋、遠い昔に駐車場からデパートに入るために使った・・?
とりあえず海側に人が鈴なりだった。
私の感想って商業施設には辛口になりがちです。
しかし今回は辛いことを言っているときりがなさそう。
というくらい見るべきところのない施設(と私は思う)。
建物の雰囲気は悪くないけど、冬は絶対寒い。
これは今だから良いのだ。風が抜けるのでそこそこ気持ちよい。
人が多すぎたからか、狭い印象がある。
どこかに似てるけど思い出せない。
お台場とか小樽のSCとアメリカ郊外のSCを
足して小さくした感じ?
なんとなく既視感がやってくる。
最大の問題は店舗。
特筆すべき珍しいもの、面白いものはなし。
仰々しくスニーカー売ってるお店はちょっと面白い。
良いかどうかは別として、新しい提案だから。
上階のタラソテラピーはもしかして良いのかもしれないけど、
その他通常フロアにあるリラクゼーション系のお店は
まさに普通。雰囲気もメニューも。
せめて南国風のお店にするとか、
体のお店が一つあるならもう一つはヘッドスパ専門にするとか、
なんかもうちょっと目を引く工夫があるだろう。
レストランも、積極的に行きたいところはあまりないなぁ。
もっとも冷静に判断するにはもっと人がいなくなってから来ないと。


ああいう施設に人の大波が来るという事実にげんなりしながら、
そごうを一周。
私はやっぱりデパートの方が好きだなぁ。
身元のしっかりした商品を置いてる安心感があるし、
雰囲気的にも落ち着いて見ることが出来るよね。
あ、別にそごうが素敵と言ってるわけじゃなくて、
百貨店全般のその他店舗群に対する印象として。


小説にはまる時期って、現実が少し自分と遠くなることがある。
先日恩田陸の『ロミオとロミオは永遠に』を読み終わり、
今は『ブレイブストーリー』。
文庫本は外出先でしか読まないようにがんばっているので
まだ1巻なのだけど、
宮部みゆきはどうしてこんなに小学生男子をうまく表現できるの?
話の面白さはもとより、小学生(しかも男子)の感じ方が
とてもリアルに感じられることがすごいと思う。
恩田陸にしろこれにしろ、
こういった少し現実離れした話を読んでいると
現実にいながらその世界にふっと踏み込んでしまうような
そういう瞬間的な時間が現れてきてしまう。
それが瞬間でなくなると夢見がちとか天然系になるのかな・・。


小説が関係あるかはわからないけど、
昨日見た夢は感覚がやたらリアルだった。
友人と2人で夜、知らない街の古道具屋に入るという設定。
知らない街と言っても、どうも中央線沿線かその支線あたりらしい。
夜だけど、そんなに遅い時間じゃなくて、家まで帰れる距離。
少し雨が降っている。
現実離れした夢の方が見る機会が多い私にしては
現実的に起こりうる可能性を持った夢だったからかな。
でもなんだか変な感覚。
夢の感覚が現実を浸食するような。