仕事と趣味の境目?

仕事柄日常のいろいろなものが職業に関係あるためどうもon/offの分離が苦手。
お店巡りや美術館巡りは楽しいけれど、
それが「居心地の良い空間か」という観点で見ると結局思考が業務に結びつく。
うちの会社の存在意義を考えるとき、
突き詰めるとやはり「都市とはどんなものか」の定義が必要になってきて
それを考えるにはヒントや学説や事実がもう本当にたくさんある。
CASA BRUTUSの5月号の万博特集で
万博の空間がこれからの都市のあり方を提案している一面があるということを知り、
自分が考えている雑多なことたちが少し整理されたのでした。
とはいえ、ただのサラリーマン(OL?)としては考える範囲が大きすぎるな、という気も。
ちなみにCASA BRUTUSは細部までとても面白かった。
この前行ったカッシーナ・イクスシーのカフェも載ってたし。


池袋で販促商品を主とした見本市。
こういうミクロな世界を見ていると上記のようなとてもマクロな視点との相互関係に悩む。
空間だけ作っても構成要因である人間がなければそれは都市ではないのだけど
人間の動きは傾向としてはモデリングできるかもしれないが
傾向でひとくくりにされた中にはそれぞれの人が生きている。
こうなると「生きる」ことをどういう視点で見るかという大変哲学的な疑問になってしまい、
私にはお手上げです(投げてる)。
見本市自体はあまり面白いものではなかったのでそんなことを考えてみました。
そういうことを考えているから街中でぼーっとする時間があって、
なんだか昔に比べて隙だらけな感じがしています。
仕事のことしか考えていないときはそれはそれで充実なのだけど、
こんなことを考えている時間も少なからずあって、
会社員としてどうなんだろうか、と思う今日この頃。


渋谷のタワレコには「澤野工房」のコーナーがあって一人大興奮です。
澤野工房レーベルのCDはマイナーだがはずれがない、というイメージがある。
装幀もおしゃれだし。大好き。


そろそろ課題に本格的に手をつけないと間に合わない。
あぁ、これもまた趣味と仕事の境目みたいな課題なのよね。
明日から担当催しなので今日は珍しく早く寝よう。