おんがく。

先日昔のクラ弦のビデオを見たときに「意外と普通だ」と思ったことについて、
関係者から「バカにしすぎ」とのコメントをいただきました。
確かにその通りかもしれない。
音楽をするにあたって最も大切なものはそれを欲することと謙虚さだと私は思う。
頭で考えるより体が欲すること。
そして音楽それ自身に謙虚であること。
程度の差こそあれ、プロだろうとアマチュアだろうとそれは同じでは。
「自分が一番上手だと思うと同時に自分が一番下手だと思うことが大切」という
友人の言葉は音楽をやる神髄を表していると思うのです。
だから成長のないナルシストは気持ちが悪い。
しかし残念なことに音楽をやっている人の中にはそういう一派が存在する。
なんでだろーね。
今現在音楽に関して無活動の私が言えたことではないけれど、悲しいと思う。
音楽だけじゃなくて、ある程度のプライドを持つとともにもっとも謙虚であるというのは
何かに関して成長するための基本的な態度だと思うのだけれど。
そんな思いを踏まえて(笑)、今日はヴァイオリンの練習をしてみた。
変な時間に寝て昼に起きたわりには指も頭もよく回る。
私はヴァイオリンをやっている人の中でも最底辺に位置するくらいへぼい奏者だけど、
それでも体が覚えていることはあるわけです。
それは過去の練習の成果で、そういうことが一番嬉しかったりする。
そろそろ本気で教室を探したいところ。
社会人として仕事以外に余力がある状態というのはとても幸運なことだな。
資格にしてもこういった練習にしても、思っていたよりいろんなことが出来ている。
出来てないのは団体での活動くらいなもので。
それは平日休みだから仕方ない。
ヴァイオリンに対するやる気がめきめき出ている今、
もっとも欲しいのは歌の練習ができる環境です。