日常が遠い。

例によってきちんと週5日働いている私ですが、
日曜日は仕事の後2人も友人に会ったり、
日曜の夜寝すぎて起きたら月曜の午後1時だったり、
そんなこんなで元気を回復して結局夜はとりやすで飲んだり、
今日はスーパー遅出を取得して早稲田でひとスピーチしてから出勤だったり。
などなど労働の合間に不規則な生活を送っていて日常に現実感がありません。
仕事も人がいないこともあって忙しくて、営業時間はあっという間に過ぎる感じ。
今日の残業でようやく現実味が押し寄せて来た。
今日はメンバーが良かったこともあって当初はものすごくスムーズだったのに、
メーカーがきちんと仕事してなかったため10時半。
社員みんなで激怒。さっさとやめて帰れば良かった。
むかつきついでに11時まで30分ほど女性3人でお茶してから帰ったよ。


今日早稲田にいたのはわずか1時間だったけれど、
やっぱり大学って空気が面白い場所だなぁと思った。
こんなところにいたらもっともっと現実感なくなっちゃうよ。
7月頭頃に一度キャリアセンターには行っていて、
そのときは「雰囲気が学生っぽい」って言われた。
そのときと自分では違うつもりはないのに、
今日は「雰囲気がすっかり変わって社会人らしくなった」って言われた。
自覚なし。
現状に自分の持つ雰囲気が近くなったのは良いことだけど、
あの何でも自由に好きなだけ考えることが出来るがために持てるものを失った気分がします。
次は11月に行く予定。
そのときはもっとゆっくり学校で過ごしたいなぁ。


今更言うまでもなく早稲田大学という学校は待っててもあまり得るところはないけれど、
自分でやりたいと思ったことは自分で動いて行けばだいたいなんとか手に入る気がする。
やりたいことを作って行ける環境や風土がある。
私はそういうところが好きで早稲田に来て、ゼミやらサークルやら、
最後の最後にキャリアアドバイザーなんかもやっていろんな充実感を手に入れることができた。
でもそれはただ漫然と生きているだけでは絶対に手に入らなくて、
もちろん好きでやったことだけど動いたから得られたものであることは間違いない。
だけど、最近早稲田においても「待ち」の姿勢の学生が多いみたい。
キャリアセンターの人が言っておりました。
だいたい、授業に出席点があるなんてことがおかしいと思うのです。
うちの学部は幸いにして自主性の発達を尊重していて、
というよりもいろいろといい加減で、出席をとる授業なんてあんまりなかった。
でも勉強すれば授業出なくてもテストはできるし、出たい人は授業出てた。
単位はとらないと卒業できないのは当たり前だけど、
授業でなくても単位とれたっていいじゃないかと私は思う訳です。
一見無意味だけど授業出るより有意義で楽しい時間はたーーくさんあるのです。
そういう時間もそこそこに、「出なきゃいけないから」授業に出るなんて
早大生の態度とは思えません。
それじゃあ自分から何かを作ることなんて出来ないよ。
それがなかったら大学生活なんてなんなのさ、と思ってしまう。
大学案内で我らが和巳先生のインタビューにあった、
興味があったら役に立つ立たないを度外視して立ち止まって心行くまで考えること
それが勉強や遊びやそういうことを総合して大学に来てやることだと思います。
あぁ、つい語ってしまった。